「ゆうえる」ワンエピソード:2011年3月

大企業と中小企業の発想の違い

2011/03/24
 昨日、当社に、プリンタなどパソコン周辺機器を製造するトップメーカーの方、3名が来られました。企画関連の部署の部長さんでした。その会社がてがけるシステムが、高齢者福祉の現場で使えないか意見収集とシステムの説明のためとのこと。

 当社が、地域をつなぐネットワークの構築を、仕事としてできないか模索中であることを聞いてこられたそうです。紹介されたその会社のシステムは、簡単に言うと、掲示板とテレビ電話、見守り、がその内容です。

 システムの内容もさることながら、面白いと思ったのは、われわれとの発想の違いです。  その大企業の方は、持っている技術をどこかに使えないか探している、当社のような中小零細企業は、現場で抱えている問題をどうすれば解決できるかの技術を探している・・・どちらがいいというわけではなく、上から降りてくるか、下から上がっていくか、という違いが明らかでした。

 お互い、知らず知らずのうちに、そういう発想方法が身についてしまっているようで、こちらの主張が、あちらにはピンと来なかったように思えましたし、こちらも向こうの力説がピンとこないところがありました。

 しかし、考えてみると、だからこそ両方が生きていけるのかと思います。大企業が下から考えて来られたら、中小企業は、その資本力につぶされてしまうでしょう。われわれが上から行くと、資金的に続かなくなっていくでしょう。うまく噛み合えば、現場のニーズも押さえられ、システム内容も充実した、素敵なものが出来上がるのでしょう。


会社は公器~東北大震災への思い

2011/03/13
 「企業は社会の公器である」「企業は社会とともに共存共栄しなくては、真の発展、繁栄はありえない」という松下幸之助の考え方に共鳴します。

 会社は商品・サービスが売れなくては成り立たない。それはお客様に支持していただかなくては、会社の存続はありえないということです。お客様あっての会社であることは間違いない。

 そのお客様が危機に瀕しているというときに、なにもしないのは本当の企業とはいえません。

 さて、今回の東北の震災に対して、当社としてなにができるのか・・・。実際はなにもできず、近所のコンビニで寄付をすることくらい。

 いまできることは、近隣でなにか起きた時に力強く立ち向かえるように、力と財力と信用をつけること。いまはそのために、目の前の日々の仕事に心血を注ぎたいと考えます。力がないのに、人を助けることなんてできないでしょうから。  幸い当社のような福祉の仕事は、日々の仕事をすること自体が社会に貢献することに直結しています。スタッフ16名の気持ちがそこに向かうようにもっていくのが、経営者の仕事だと痛感しています。  志を持った会社をめざします。


口でスマートフォンを扱える台座を製作

2011/03/12
昨日は印象深い仕事に出会えました。

高校時代の体育の時間に首の骨を折り、頚椎損傷で首から下が動かなくなった方のサポートをしています。その方から、スマートフォンを使いたいので、ベッド上で使えるようにしてほしいとの依頼を受けていました。

ステンレスパイプを組み合わせて、フレームを作りテストしましたが、結果はバッチリ。同時に製作した、長さ25センチの特製スタイラスペンを使い、器用にフリックをされていました。

楽しそうに、止めるまでずっとタッチを続けていた彼...。アゴで電動車いすを操作して映画館をハシゴし、映画評論も書くような活動的な人だけに、このスマートフォンは、活躍の場を大きく広げるものと思います。

スマートフォンは、まさに人間の人生を変える素晴らしい発明品だと思いました。作られた人に敬意を表したいです。また、当社がそのお役に少しでも立てて、昨日はちょっとだけ気持ちのいい日になりました。


「ゆうえる」と「ミライズ」

2011/03/10
当社は、10年目になる「ゆうえる株式会社」と、4年目に なる「ミライズ株式会社」の二本柱から成り立っています。

ゆうえるは、千里ニュータウンという地域に根付いた 福祉住環境整備の会社。

ミライズは、ゆうえるの活動の中で生まれてきたニーズを 形にする会社。

つまり、ゆうえるはサービス会社で、ミライズはメーカー ということになります。

福祉の世界は、まだまだニーズが眠っています。なにせ、 介護保険が始まる10年前までは、競争のない「未開の地」 だったわけですから。 人々のニーズを拾い上げて、その欲求を満たす活動は、 わずかだったと言えるでしょう。 マーケットもまだまだ小さかったし、スポットライトが 当たることもほとんどありませんでした。 ずっと眠ってきたさまざまな要求。

そこへもってきて、高齢者の状況は千差万別。さまざまな ニーズがあります。 高齢者に便利なものは、すべての人に便利なものでもあり ます。 妊婦さん、けがをした人、病気をした人、体調がすぐれない 時の自分・・・高齢者は、その身をもって多くのことを 私たちに教えてくれます。

ゆうえるは、そうした最先端の現場で、その貴重なニーズ を拾い上げていきます。 そして、ミライズでそのニーズを満たす製品づくりにチャレ ンジ。 できた製品は、再びゆうえるでテスト、モニターを重ねて 完成度を高める。 高められた製品を、ミライズで広い範囲に広げていく・・・ これが当社のめざすパターンです。

そして、両社の目的・めざすところは一つ...「幸せの実現」 これ以外にありません。 当社は、車の両輪で、この国の、そして世界の人々の 「幸せの実現」に向けて走っていきます。


今日は思いっきり感動!

2011/03/09
図面.jpg

当社は、高齢者や障害者のバリアフリープランを作り、実行する仕事をしています。

今日は、どうもうまく収まらなかったプランを、頼んだ建築士が、見事なスピードで、しかも 施主さんの気持ちも汲んだ素晴らしいプランを出してきてくれました。

その誠実な態度に感動。仕事はこうでなくっちゃ、という感じです。 「満足」は当たり前、そのうえに「感動」につながって初めて、その人にとって仕事をした、 といえるのではないかと思います。

今日は、おかげでちょっと幸せな気分です。感動は幸せを生む、仕事は幸せを生むんだなあ、 とおもったしだいです。


車いすの介助ブレーキ点検

2011/03/02
介護用品ではおなじみの車いす。この車いすのブレーキング時の『キーッキーッ』と鳴く音の解消法を試してみました。

レンタル品ではメンテナンスも大事なお仕事です。

(これはバンド式ブレーキ)まずは分解
バンドブレーキ2.jpg

サンドペーパーでバンド内側を研磨しキズを付けます
バンドブレーキヤスリ.jpg
バンド周りの汚れやホコリを綺麗に拭きあげ
バンドブレーキ.jpg

ドラム周りも同様に
車軸.jpg
そして完成。 車いすタイヤ.jpg

実際にブレーキングしてみると「おおっ!」鳴きが解消してる 完成です!

絶対に油は差さないでくださいね ブレーキが効かなくなりますから...