「ゆうえる」ワンエピソード:2016年1月

<研修>モジュール車いす「レボ」

2016/01/20

1月20日 9:00~10:00

ラックヘルスケア株式会社様による研修をしていただきました

商品は、モジュールタイプ車いす「レボ」とティルトリクライニング

車いす「アゼリア ミニ」。

車いすの調整のポイントについて教えていただきました。

 

車いすが身体に合わないと、座っていても疲れやすく、痛みや

身体の変形を招くこともあります。

車いすがその方に合っているかを確認するポイントとして

①骨盤上部が立っているか

②顔が正面を向いているか

③左右の傾きがないか

の3点があります。

合っていない点があれば、車いすの調節機能を使い、調整します。

 

①の骨盤上部を立てる為には、椅子に深く腰を掛けることが大切です。

その為には、座面の奥行を調整する必要があります。

座面の奥行は、お尻から膝の裏までの長さと思いがちですが、

座面の前端は膝の裏にぴったりくっつくよりも、5cm程度の隙間が

あった方がよいとのこと。

さらに座面と背もたれとの間にも5cmの隙間がないと、背中で

お尻を前に押してしまい、前ズレの原因になるそうです。

よって、座面の奥行は、お尻からひざ裏までの長さから10cm

引いた長さで調節します。

座面の奥行の調節後、背張り調整でズボンのベルトあたりの

背張りベルトを隙間ができないように調節すると骨盤上部が立ちます。

レボ.jpg

 

②の顔が正面を向くというのは、円背の方に多い、うつむき加減の

姿勢の場合、背中の部分の背張りを緩めたり、バックサポートの

角度を調整することで、まっすぐ前を向くことができます。

まっすぐ前を向くことで、呼吸や嚥下にも良い効果が期待できます。

 

③左右の傾きは、骨盤の左右の差を水平にすることで解消できます。

前後左右の高さが調節できるクッションを使用します。

 

今回紹介していただいた「レボ」や「アゼリア ミニ」は、ほとんどの部分が

調整可能なので、ご利用者様の体格や身体状況に合わせることができ、

素晴らしい商品だと思いました。

また、ひとつひとつのポイントを確実にチェックし、その方に合った

シーティングをすることが大切だと感じました。(参加者:M)